絶景の瀬戸内海(香川県)に浮かぶ島「さなぎ島」に行ってきました。
島の住民より猫の数のほうが多いと言われる猫島。
はたして、どんなネコちゃん達と出会えたのか。
そしてホームページを見て興味を抱いた「ネコノシマホステル」での宿泊。
「さなぎ島」と「ネコノシマホステル」の訪問記録です。
【ねこ島】:香川県『佐柳島』への旅
香川県の多度津港から「たどつ汽船」運行のフェリーに乗船
香川県仲多度郡多度津町東浜に位置する多度津港から「たどつ汽船」運行のフェリーに乗船。
※自動車の運送は1度に乗用車4、5台程度で、完全予約制です。
※上の写真は道路沿いの無料駐車場から撮影
途中高見島を経由して約50分ほどで佐柳島本浦港に到着。
終点?が北部の佐柳島長崎港になります。
日に4往復の運航あり。
詳しくはこちら: たどつ汽船株式会社
時刻表
※真鍋島は佐柳島の北西に位置するとても近い島です。土曜日のみの運航なので、岡山県側からの船でのアクセスは土曜日のみ可能のようです。・・・というより、瀬戸大橋を渡って来る方が早そう…
運賃表
※特殊荷物・車両運賃の詳細はこちら:たどつ汽船株式会社
乗船券売り場
こちらで往復乗船券を購入
※出港時間の十数分前にしか開きません。
88t船。進水してから9年しか経っていない比較的新しい船のようだ。
船内はこんな感じ(ここは2階席)
約50分ほどで佐柳島本浦港へ
佐柳島本浦港に到着
着いたのが14時50分だったので、既に到着していた人たちが数人いた。
みなさん熱心にネコちゃん達にキャットフードやチュールをあげていました。
ここは佐柳島本浦港の待合所。下船してすぐの所にあります。
正直なところ、もっとたくさんのネコちゃん達が湧いてくる情景を想像していましたが…
この付近にいたネコちゃん達は10匹ほどだったと思います。
食べ物は充分足りているようなので、他の場所を探索することにした。
お一人様発見。おやつをあげてみた…食べてくれた。
いたるところにネコちゃんが居る…
待合所に戻る。
さっきまで居た人たちは折り返しの便で帰ったようだ。
この防波堤沿いの道を真っ直ぐ行きます。目指すは「ネコノシマホステル」。
ちなみにチェックインは17時からのようです。まだ間があるので探索しながら進みます。
途中に立派な鳥居が。
いたる所にこの様にしてキャットフードが置かれていた。
島全体で面倒を見てる感じだった。
佐柳島:ネコノシマホステルでの宿泊
ネコノシマホステル【公式】 :(旧佐柳小学校校舎)
ネコノシマに、泊まろう
瀬戸内に浮かぶ離島「佐柳島」にゲストハウス&カフェ「ネコノシマホステル+喫茶ネコノシマ」ができました。
香川県の多度津港からフェリーで約1時間。周囲6km、人口約80人という小さな小さな島の、元小学校だった木造廃校舎をリノベーションしました。決して手軽に立ち寄れる場所ではありませんが、目の前に広がる一面の瀬戸内の海と、気さくで朗らかな島人たち、そして島人よりもたくさんの島ネコたちとともに、皆様のご来島を心よりお待ちしています。
佐柳島本浦港船着き場から徒歩で約15分?のところにある小さな元小学校の木造校舎。
たぶん1キロメートルくらいだと思う。歩いて10分~15分?
でも途中でネコちゃん達と出会うのでそれ以上に時間が掛かってしまうのだ。
ネコノシマホステルに到着
想像してたのより小さい校舎…
16時半ごろに到着。カフェ兼フロント?でチェックイン。
ルームナンバーは無い:「資料室」
土偶がいた!
夕食は19時にここのカフェ(食堂)で。要予約です。
ちなみに、この佐柳島にはコンビニは無いそうです。自動販売機もないとの事。なので食いしん坊な人はおやつは持参が必須です。こちらのカフェでも飲み物は数種類しかないので持参するほうが良いかも。
ネコノシマホステル住みのネコちゃん達と戯れる
そして、待ちに待った夕食だっ!(笑)
美味しかったです!
アンティークな良い雰囲気…
夜は、外は真っ暗だと思っていたが、遠くの街の灯りが反射して空は明るかった。
ネコノシマホステルのスタッフのかた曰く、夜はイノシシが出て危ないので外出しない方が良いとの事でした。
独特の教室の匂い
木造校舎だから尚更に、遥かノスタルジーな感覚を憶える・・・
しかし、夜が長かった・・・(笑)
草木も眠る丑三つ時に目が覚めて、トイレに行きたくなった。
トイレは屋外の離れにある。
少しためらったが意を決してトイレに行った。
色んな意味で何も出なかったのでホッとした(笑)
早起きしてまたネコちゃん達と戯れる
まだ寝てる(-_-)zzz
何匹いるでしょうか?(笑)
良い朝日だ。
モーニングまでまだ時間があったので、本浦港待合所まで歩いてみる。
同じ子?・・・
午前9時:モーニングをいただく(要予約)
チェックアウトを済ませ本浦港へ向かう…
!?どうやら、ネコちゃん達専用の部屋があったようだ・・・
※部屋の中に猫を入れないよう注意されていたので、ちょっと意外でした。
船着き場に到着。
最後にキャットフードとおやつをあげて…
午前10時乗船。さらば猫島、さらばネコちゃん達。
「ネコノシマホステル」での注意点
あくまでホステルなのでホテル並みのサービスを求める方には不向きかもしれません。
トイレ、シャワールームは共用で、離れにあります。お風呂はありません。
シャンプー、ボディーソープ、ドライヤーは備付け有り。
部屋着、タオル、歯ブラシ等は完備されていません。(有料レンタルタオル、歯ブラシ有り)
Wi-Fi有り。
プライベートを重視したい人や、自分のペースで過ごしたい人にはデメリットになるかもしれません。
部屋数は4部屋のみです。早めに予約を入れることをお勧めします。
ドミトリー(相部屋)の提供は終了したそうです。
尚、「ネコノシマホステル」はユースホステルではありません。
さなぎ島での注意点
佐柳島は観光地ではありません。ごく普通の民家が軒を連ねています。
なので、勝手に敷地内に入ったり、のぞいたりしないように注意しましょう。
ネコちゃん達にあげ終わったおやつの袋などは持ち帰りましょう。
道路の真ん中でおやつをあげるのはやめましょう。通行の妨げになるし危ないですから。
自動販売機がないので水分の確保は持参が必須です。
ネコちゃんに爪で引っ搔かれる可能性があるので、消毒液等を持っておくほうが良いかも。
著者も軽くですが、ネコちゃんの爪が指に刺さりました。幸い近くに水道があったので直ぐに洗い流す事ができました。最悪、化膿して熱が出たりするかもしれないので要注意です。
まとめ
初めて「猫島」と呼ばれる離れ島を訪れました。
佐柳島は比較的近かったこともありここに決めました。
キャットフードや猫専用のおやつを大量に買い込んで…
犬猫用減塩煮干しじゃこが人気なかったのが意外だった。何でだろう・・・
敢えてチュールは持って行かなかった。でも次は持って行こう!(笑)
島のネコちゃん達は「目ヤニ」がとても多かった。家猫と違い拭いてくれる人がいないから・・・
傷を負ったネコちゃんも多かった。
みんな自由で幸せそうだけど・・・長生きしろよ~!!
というわけで、ネコちゃん達に癒された佐柳島訪問記、そしてネコノシマホステル宿泊記でした。
次行く時は長崎港の方に行きたい…
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